スピッツでオススメの曲は何?聞いてみたいけど何から聞こう?

迷ったときにはぜひこれこらオススメする曲を聞いてみてください♪

第10位「バニーガール」

・収録アルバム『インディゴ地平線』

1996年リリースのチェリーのカップリング曲でもあります。

隠れた名曲というか、チェリーが有名になりすぎて埋もれがちですか、

個人的にすごくオススメの曲です!

スピッツらしさ全開のポップなメロディと不思議な歌詞がなんとも言えないんです。

草野さんはインタビューで「チェリーだけだと変態度が足りないからバニーガールを入れた」

と語っていることから、どうも変態っぽさを出したくて作った曲のようです。

歌詞は解読が難しい謎曲ですが、サビの「ゴミ袋で受け止めて」はsexを表していると解読している人もいます。

そう考えると、男女のもつれを描いた曲なのかもしれません。

でもバニーガールはなんと言っても曲全体の流れがいいんです。

意味がわかりにくい歌詞も一役買って、なんとも言えない魅力に溢れた一曲と言えるでしょう。

第9位「魔法のコトバ」

・収録アルバム『さざなみCD』

2006年にリリースされ、映画「ハチミツとクローバー」の

主題歌として書き下ろされました。

恋人としてでも家族としてでもイメージしやすい歌詞と

柔らかくて優しいメロディが魅力の一曲です。

ところで魔法のコトバってなんでしょうね?

「ありがとう」「愛してる」この辺りでしょうか?

もしかしたら人それぞれ当てはめるモノなのかもしれませんね。

歌詞の中に「花は美しく とげも美しく 根っこも美しいはずさ」という

フレーズがあるのですが花は若い見た目を、とげは青春の日々の辛さを、

根っこはその人そのものを指していると考えられます。

若く、楽しい日々の中にも辛いことはあります。

それでも、人生は素晴らしい。

青春を生きるすべて人への応援歌となっています。

第8位「楓」

・収録アルバム『フェイクファー』

1998年にスピカと両A面シングルとしてリリースされました。

しっとり切ないバラードの一曲です。

「COUNT DAWN TV」のテーマ曲に起用されたり、

ドラマの挿入歌として起用されたりと、タイアップ作品も多いです。

記憶に新しいのは「午後の紅茶」CMではないでしょうか?

上白石萌歌が歌ったことでも話題となりました。

こうして考えると発売してからもう20年経つ曲ですが、

廃れることなく多くの人に愛されているのがわかりますね!

サビの「さよなら 君の声を抱いて歩いていく」は

切ない別れの曲であることを表しています。

片割れのスピカは希望を表す曲であったことから

曲調もテーマも正反対にしたのかもしれません。

第7位「ロビンソン」

・収録アルバム『ハチミツ』

1995年にリリースされました。

発売当初は目立ったタイアップはなかったものの、

売上は伸び、最終的に大きなヒット作となりました。

草野さんはのちに、「なぜあの曲がこんなに長く売れているのか、

と当時抱いた疑問の答えはいまでもわからない」と答えています。

発売当初はなかったタイアップですが、

発売一年後の1996年にはドラマ「白線流し」の挿入歌に、

2001年には「午後の紅茶」のCMに起用されました。

スピッツの曲は本当に長いこと忘れられることなく

愛されていることがわかりますね。

歌詞は片思いをする男性目線となっています。

草野さんワールド全開の歌詞と、

サビの部分のキレイなハイトーンの声も注目して聞いてみてください。

第6位「スピカ」

・収録アルバム『花鳥風月』

1998年に楓と両A面シングルとしてリリースされました。

楓に比べると認知度は低いですが、

昔からのスピッツファンには楓派、スピカ派と名前がつくほど人気の一曲です。

日本空港リゾッチャのCMとしても起用されました。

タイトルのスピカですが、

草野さんがspとつく言葉が好きだからスピカを

選んだとも言われています。
(グループ名もspがついていますよね!)

スピカ自体の意味は星の名前です。

歌詞の中にも「古い星の光」というフレーズがあるので、

星や宇宙の大きさに比べたら、今の悩みなんて小さいものだよ、

と励ましてくれる曲です。

1番素敵だと思う歌詞はなんと言ってもこれです。

「幸せは途切れながらも続くのです」

悩みがあるときにオススメの一曲です。

第5位「さわって・変わって」

・収録アルバム『三日月ロック』

2001年にリリースされました。

この曲はノンタイアップとなっていて、

だからなのか、非常に意味深でスピッツらしい変態具合に仕上がっています笑。

ノンタイアップの影響か、

草野さんの出身地である福岡市に実在する

「天神駅」という歌詞が出てきたりと、

自由度が高い歌詞と曲調です。

曲とは無関係ですが、

普段、草野さんは独特の長めの髪型をしていますが

この曲ではバッサリ切っていて男らしい姿をPVで見ることができます。

そして、忘れちゃいけないのがメロディです。

なかなかクセのあるメロディで頭から離れないのもこの曲の特徴の一つです。

さわって・変わってというタイトル通り、

男女の営みを表しているような歌詞が登場し、大人向けの曲となっています。

第4位「空も飛べるはず」

・収録アルバム『空の飛び方』

1994年にリリースされました。

ドラマ「白線流し」のために草野さんが書き下ろした一曲です。

ドラマの内容から、卒業をイメージする人も多いです。

スピッツとしてはシングルで初めて1位をとった記念すべき作品です。

スピッツといえば「空も飛べるはず」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

白い服を着たメンバーが病院で歌うというPVもシュールでスピッツらしいです。

歌詞に「ゴミできらめく世界」というフレーズがありますが、これまた草野さんらしい表現です。

ゴミ=社会と考えるとわかりやすいです。

歌詞に出てくる「僕」は汚れた社会を生きるにはまだまだ若いのでしょう。

ここでも白線流しのイメージが表れていますね。
(書き下ろしなので当たり前ですが)

メロディもキレイで覚えやすく、間違いなく名曲だと言えるでしょう。

第3位「優しいあの子」

・収録アルバム『見っけ』

2019年にリリースされ、

朝の連続テレビ小説「なつぞら」の主題歌として起用されました。

そのため、多くの人に知られる曲です。

また、この曲はスピッツの中で初めて

デジタルランキングで1位をとった曲になります。

口ずさみやすい軽やかなメロディが印象的な曲です。

歌詞はなつぞらの舞台である北海道を

イメージしてアイヌ語を織り混ぜて作られたそうです。

あまり聴き慣れない「コタン」という歌詞がありますが、

アイヌ語で村や集落という意味になります。

作詞した草野さんは実際に何度か十勝に行ったそうで、

北海道の大きくて優しいゆったりした感じが表れています。

スピッツをあまり知らない世代になる若年層にも親しまれ、

スピッツの代表作になってくれる一曲です。

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第2位「チェリー」

・収録アルバム『インディゴ地平線』

1996年にリリースされました。

タイアップなしなのに全世代に愛される名曲中の名曲です。

今では合唱曲としても使用されています。

題名の「チェリー」はもともとは「びわ」という題名が候補だったそうです。

でも、作詞作曲者である草野さんが、

自分たちは「チェリーボーイだから」とこの題名にしたそうです。

チェリーボーイには童貞という意味もありますが、

それよりも桜の季節、新たなスタートという意味合いがあるそうです。

歌詞の中に、「きっと想像した以上に騒がしい未来が僕を待ってる」

というフレーズがあります。

これこそ、新たなスタートを連想させる歌詞ですね。

サビとなる「愛してるの響きだけで強くなれる気がしたよ」

は誰が聞いても心打たれる素晴らしい歌詞です。

本当に幸せなモノは見えないモノであることを表しています。

第1位「正夢」

・収録アルバム『スーベニア』

2004年にリリースされ、

ドラマ「めだか」の主題歌と、

富士フイルムのCMにタイアップされました。

壮大なメロディがとにかく圧巻の名曲です。

また、歌詞に「愛は必ず最後に勝つだろう」とありますが、

これは草野さんの先輩に当たるKANの名曲、

「愛は勝つ」から引用されました。
(そのため、Special ThanksにはKANの名前がクレジットされています。)

曲は別れてしまった恋人に会いたいと願う男性を描いています。

夢に出てきた恋人との再会が正夢になってくれないかと願う

切ない歌詞なんですが、とにかくメロディが力強くて

普段のスピッツにない魅力がいっぱいなんです!

失恋ソングではありますが、前向きな歌詞も多く、落ち込んだときにオススメの一曲です。

まとめ

こうして振り返ると、

スピッツは時代を超えて多くの人に

愛されるバンドであることがわかりますね。

透明感のある声と飾らないけど深い歌詞、

色あせないメロディ、多くの才能を持つ稀有なバントだと思います。

これからも、名曲を生み出していって欲しいですね!

 

この記事を書いた人

いぶっけい
スピッツ、あいみょん、ヒゲダンが大好きなおじさん。ジャパニーズPOPロック素晴らしい!