パワフルな美魔女主婦たちの日常を描いたデスパレートな妻たち。
笑いあり、涙ありで毎回どこかで事件が勃発するコメディです。
ご近所に住むスーザン、ガブリエル、ブリー、リネットはそれぞれ悩みを抱え、時にはけんかを繰り返しながらも仲良く助けあって生活しています。
そんな様子を他人の家庭をのぞき見るような感じで、楽しく見ていた人も多いのではないでしょうか?
そして、衝撃のラストを迎えるファイナルシーズン!
なんと、メインキャラクターの誰かの旦那さんがなくなってしまいます。
今回はそんなファイナルシーズン全体のあらすじと、わたしの感想をまとめてみました。
※ここから先は、完全にネタバレを含む内容になりますので、閲覧には注意してください。
Contents
デスパレートな妻たちファイナルシーズンのあらすじ
ファイナルシーズンは、カルロスが誤って殺してしまったガブリエルの卑劣な継父、アレハンドロの遺体を人知れず葬り去ることから始まります。(幼少期ガブリエルは継父に虐待されていました)
真実を知ったスーザン、ブリー、リネットは、その罪悪感から私生活に影響が出始めます。
そして、ブリーの新恋人・刑事チャックは、ブリーたちの変化を感じ、あやしんでいました。
そんなショッキングな事件から始まったファイナルシーズンですが、ここから先はメインキャラクターごとストーリーを見ていきたいと思います。
リネット
子だくさんで夫婦円満だったリネットとトムは今や別居状態ですが、トムに新しい恋人が出来るとリネットは必死に邪魔をします。
リネットは元々キャリアウーマンで、何でも支配したがる姿にトムはうんざりしていましたが、正直な気持ちを告げて復縁なるのでしょうか?
ネタバレではありますが、最後は見事にハッピーエンドです!!
その後、リネットはニューヨークでの仕事が成功し、6人の孫にも恵まれ幸せな生活を送るのでした!
ブリー
何かと精神が不安定になると酒に逃げるブリー。
今回も殺人を隠すことに精神が乱され、ついにお酒を解禁してしまいます。
頻繁にバーに通い、そこで知り合った相手を自宅に招き入れるという生活を繰り返すハメに。
そして、アレハンドロ殺害の疑いで裁判にかけられてしまいますが、近所の老婆マクラスキーさんが死期が近づいている事を隠し、殺人の自供を始め、みんなを助けます。
最後のおせっかいで全員を救ったのです!
他にもブリーを助けた人が!
刑事のチャックに殺人がばれそうになって、4人は焦っていたところでしたが、チャックは何者かにひき逃げされて死んでしまいます。
その後、ブリーの家には「どういたしまして。」の手紙が届きました。
そう、そんなサイコパスな人はブリーの元旦那オーソン・ホッジしかいません!
歪んだ愛でブリーを救います。
しかし、オーソンとは復縁せず、無実になったブリーは弁護してくれたトリップと結局結婚し、その後ケンタッキー州の議員になります。
ガブリエル
罪の意識から働けなくなった夫カルロスの代わりに、ガブリエルが仕事に出ることになります。
ガブリエルは夫の代わりにキャリアウーマンになれるのでしょうか?
結果はというと、ガブリエルの予想通り、パーソナルスタイリストのサイトが当たります!
そして、カリフォルニアでの悠々自適な生活を手に入れたのでした!
大成功ですね!!
スーザン
スーザンの最愛の夫マイクは、ヤミ金業者に命を狙われていると知って警察へ行ったにもかかわらず、人を助けようした結果、銃に撃たれて命を落とします。
父親マイクを亡くしたばかりの息子のMJは、自分勝手な行動ばかりしていましたが、スーザンはかわいそうに思って好きなようにさせています。
そして、最後にはスーザンは孫の世話をするため、娘のジュリー、マイクとの息子MJとともにウィステリア通りを後にします。
ラストシーンは・・・・
ここまで4人のメインキャラクターのラストを見てきました。
4人とも形は違いますが、デスパレートな状況から抜け出し、それぞれがハッピーになります。
しかも、ラストは新しい人がウィステリア通りに引っ越してきて、彼女もまた秘密を持っているというエンディングでした・・・
デスパレートな妻たちファイナルシーズンの感想
ファイナルシーズンを通じて感じたことは、最後まで裏切らないデスパレートさですね!
なにより、マイクが死んでしまったことが最大のデスパレートです。
正直悲しくて泣きました!
お葬式でも近所のみんなから愛されていて、悪口も言わないし、お金がなくても常に正しいことや家族を愛することを大切にしていたジェントルマンです。
マイクを亡くした後にMJがパパと出るカーレース大会で、男性陣みんなが一緒に車を作ってくれたのは涙をそそりました。
スーザンはハリケーンで最初の旦那もなくしているので、ついてないとしか言いようがありません。
リネットはトムとの25年の結婚生活が終わりを迎えずに本当に良かったです!
やはりよき理解者はお互いしかいないのでしょう。
キャサリンからの仕事を受け、キャリアと家庭の二足のわらじでがんばってほしいです。
どちらかだけだと余力があるパワフルな人なので、孫もいて仕事もがんばるというスタンスがあっています。
ガブリエルは比較的幸せに感じたのは私だけでしょうか?
旦那が殺人を犯したものの罪には問われず、自分のビジネスも成功してハッピーだと思います。
4人の中の誰かになれるなら、私はガブリエルになりたいです。
ブリーは良妻賢母というイメージだったのですが、そこからの転落っぷりがすごいです。
男運のなさ、酒癖の悪さでぴか一のデスパレートさでした。
しかし最後は政治家になるなんてすごいです!
あらゆる苦難を体験しているので良い政治家になるのではないでしょうか?
それでは最後にまとめをご覧ください。
デスパレートな妻たちファイナルシーズンのまとめ
シーズン8まで続いたデスパレートな妻たち。
シーズン1から隣人の自殺という衝撃な始まり方で引き込まれました。
ファイナルシーズンでは殺人事件という重いテーマを扱いながらも、どこか明るいキャラクターたちのおかげで、こちらとしては楽しく見ることができました。
しかし、マイクの死だけは納得がいきません!
スーザンが一番不幸なのではないでしょうか?
何もしていないのに大切なものが突然目の前からいなくなるという、悲しい運命もあるのだと学びました。
個人的にはマクラスキーさんが結構好きで、最初はわがままな構ってちゃんで意地悪なところもシーズンを通じて優しくなっていくし、格言みたいなことも沢山言ってくれて、美魔女たちも励まされてきました。
最後には自分のやっていない殺人の罪までかぶって亡くなっていくという、天使のようなおばあちゃんでした。
そして、ガブリエルの産婦人科で取り違えて育てているホワニータのお転婆ぶりや、シーズン1では子供だったリネットの双子ちゃんの1人がパパになるなどと、時の流れの速さに驚きました!
リネットとガブリエルは仕事も家庭も円満で、ブリーは新しいことにチャレンジして前に進んでいます。
スーザンも孫の世話でいそがしい日々を過ごすことでしょう。
次に引っ越してきた人も秘密を抱えた人だとか・・・
その通りが呪われているのではないかと思い、「いっそのことおはらいをしたらいいのに?」とか考えてしまいました笑
とにかく、いろいろな感情を楽しませてくれる貴重なドラマでした。
また見たことがない方にもおすすめです!是非ご覧ください!